

2021年7月25日(日)スポーツランドSUGOで開催された。Yaris Cupを観戦してきました。
決勝の出走台数が45台と多く、SUGOのホームストレートの上り坂の中段辺りまでスターティング
グリッドが並ぶ状況でした。
開始1週目で中盤グループがSPコーナー付近で接触事故が発生し、セーフティーカーが導入され
何周も隊列が連なりました。
6週目で再開されましたが、すぐにハイポイントコーナー手前辺りで、2度目の接触事故が
発生し、2度目のセーフティーカーが導入され、赤旗中断され、ホームストレート上で
事故処理待ちの待機することになりました。SUGOの魔物のせいでしょうか?

この待機中に、車両を離れコース上を歩くドライバーがいました。
私はレース経験はありませんが、こういった行為はあまりよくないと思いました。
私がドライバーの立場なら情報は把握したくても、車両内で我慢して待機したと思います。
とても残念な行為だと思いました。
その後、レースは再開され、ラスト1周のスプリントレースでした。
もっと接触や事故の無いレースが見たかったので残念でした。
今回のこの接触事故による中断の原因をいくつか自分なりに検討してみました。
①コース幅が狭い
SUGOのコース幅が富士スピードウェーに比べたら半分程度しかなく、
緊急時の避難スペースが殆どない為に、接触事故が起こりやすいと考えました。
②出走台数が多い
出走台数が45台と多く、コーナーではどうしても密集してしまい
後続車がどうしても渋滞の中に飛び込む状況が、作られやすい状況になったと
考えられます。
③経験不足者が多い事による混乱
入門カテゴリーの為レース参加が初めてのドライバーが多くいたと思います。
またYaris Cupは今年からスタートしたので、車両の感覚もまだ完全につかみ切れていない
ドライバーも多くいたと考えます。
さらに今年初めてのSUGOラウンドと初めて尽くしの為、ドライバー達の多くが混乱したと
考えられます。
改善案としては
①コース幅を広げる
物理的に難しい場所や予算の関係で、簡単にはいかないと思いますが、
時間をかけて危険な箇所から順を追って改修してもらえればと考えます。
②出走台数を減らす
決勝レースを3グループぐらいに分けて行えば、過剰に密集する事が減ると考えました。
上位グループの決勝レース参加は狭き門になってしまいますが、安全面等を
考えると致し方ないことだと考えます。
③ドライバーに経験を積んでもらう機会を与える
Yaris CupやSUGOの経験を積んでもらい、緊急時でも対応できるノウハウを
会得してもらう。

以上、青い疾風でした。
何かのお役に立てれば幸いです。see you….
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