自作 ピットサインボード 作りました。

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5年前に、カートをやりたいな~と思い、自作のピットボードの作り方を調べ

横向きのピットボードを作りました。

オシャレに文字を少し傾けて、表示される様に工夫しました。

下の写真がそれです。

外枠は、ジグソーパズル用の型枠です。

黄色とオレンジの2段で、各4文字とプラスα表示が出来るようにしてありました。

実際にサーキットで使う事を考えると、横に長いので空気抵抗が大きく、

走行車に対して危ないので、縦型にしようと思います。

また取ってが無いので、手で持てる部分も作成しようと思います。

また、文字に白を加えて3段表記にし、文字は1文字減らし3文字プラスαにしようと思います。

そうすることで、ラップ数(残り周回数)・ポジション(現在の順位)・タイム差(トップ又は前車

との差)の表記を出来る様にしたいと考えました。

端材のプラダンブラック4mm厚みがまだ残っていたので、白文字用に切り抜きます。

縦用のパーツのサイズは長さ70mm×幅20mmで角を10mmづつカットしてあります。

横用のパーツのサイズは長さ50mm×幅20mmで角は縦用と同じにカットしてあります。

小数点用のパーツは長さ30mm×幅20mmで角は同様です。

パーツ数は縦用3文字×4個+プラスαで6個使用するので合計18個用意します。

横用は3文字×3個+プラスαで6個使用するので合計15個用意します。

小数点用は2個用意し、黄色とオレンジ用を各1個、追加したいので計4個作ります。

各色はホームセンターにあるシール式のシートをカットして、片面に張ります。

プラダンの断面は正方形の穴で構成されているので、パーツの中心にこの正方形がくるように

切り取ります。この中央の穴に黒い髪止め用の丸ゴムひも(φ4mm)を通します。

(100円ショップで購入)

写真はソフトゴム6mmになっていますが、丸ゴムひもの方が作業しやすいです。

長さは縦用は7mm×2+αで21mm、横用は5mm×2+αで17mm、小数点用は3mm×2+αで13mm

ぐらいあった方が、後で組み立てる際に結びやすいです。

今回のサインボードの設計図はこんな感じで考えてみました。

(手書きで分かりずらくてすいません。)

文字の傾きは上段が右端から20mmの所に穴を開け、中断は下へ75mm、右端から35mmの所に穴を開け、下段はさらに下へ75mm、右端から50mmの所に穴を開けます。

各横方向は55mm離して穴を開けます。

小数点は下段の文字同士の間にバランスを見て穴を開けます。

加工穴の大きさはφ4mmが良いと思います。小さいと丸ゴムひもを通す時に大変ですし、

大きいとボードの強度が低下しそうなのと、見た目があまりよくないと思います。

穴の開け方は、寸法を図りキリで穴開けし、φ4mmの棒やドライバーで穴を広げる方法をとります。

こんな感じになりました。裏面はこんな感じに丸ゴムひもを結びます。

この写真の余分な穴は、プラダンを前回の横向きボードの再利用した為に、

以前の穴が残ってしまっているのが見えている為です。

次に、取っての部分を作ります。

塩化ビニール管のφ20mm(内径寸法)長さ4mのパイプとチーズ4個とエルボ6個を使います。

接着剤のタフダイン青(無色)と水性スプレー缶つや消しブラックも使います。

結束バンド(黒)長さ100mm×幅2.5mmを17か所×2本=34本を使います。

表示板と塩ビパイプ部の取り付けに使います。

かばんテープ(100均)×2セットも使いました。取っ手のグリップ部に貼り付けます。

パイプの設計図はこんな感じに考えました。

サインボードの寸法が735mm×525mmだったので、この様に考えました。

φ20mmパイプの埋め込み寸法は片側20mmで計算しました。

チーズの幅は103mmでT部の飛び出しは67mmで計算しました。

エルボの寸法も同様に、67mmで計算しました。

背面の取っ手の位置を表示板の上部1/3辺りにしようと考えパイプ長さ504mmを3で割って

168mmを導き出しました。これに片側20mmづつ足してパイプ長さ208mmを出しました。

下部のパイプは336mm+20mm×2=376mmで366mmのパイプが2本あったので使いました。

その為、計算よりも10mm短いので、上部のパイプ長さを208⇒218mmに10mm長くします。

パイプをカットする際は塩ビカッターを使用します。

取っ手の部分は、上部と背面にしてサインをピットから出す際に、両手で上と背面を支えられるように

します。

注意点としては、接着剤がすぐにくっついてしまう為に、組み立てる順番を間違えると、組み立てられなくなります。組み立て順番に気を付けて下さい。

またパイプの挿入寸法も、仮組の際と実際に接着剤を付けてからではパイプが解けるので、仮組より多く挿入されるので、挿入ラインを書く等して入れすぎないように注意しないと、組み上がった後の左右のバランス等が悪い物が出来上がってしまうので、気を付けて下さい。

次に外へ行き、水性スプレー缶つや消しブラック を何回かに分けて塗装します。

取っ手部2か所は塗装しなくて大丈夫です。

上面2回、下面2回の計4回塗装します。各1時間程度置いてから塗装を繰り返します。

こんな感じに塗装出来ました。

取っ手の部分に、かばんテープ(100均)を両面テープで両端をパイプに取り付けます。

最後の部分が両面テープだけでは心もとないのでグルーガンで固定します。

マスキングテープはその固定時のなごりです。

表示ボードと取っ手のパイプ部を取り付けます。

結束バンドで取り付けるので、表示板の端に取り付け用の穴を加工します。

取っ手部と表示文字に干渉しない位置に取付穴をキリとドライバー(φ4mm)で加工します。

結束バンド100mmでは長さが足らないので、2本を繋いで長くします。これを穴数分17組作ります。

結束バンド2本組を穴に通して、マスキングテープで位置を仮止めします。

次に、表示板とパイプ部の取り付け位置を確認します。

左右、上下のバランスを確認します。

角の結束バンドから少しずつ結束バンドを締めて位置がずれないようにします。

角が固定出来たら、その他の結束バンドを締めて、最後に余分な結束バンドを

ニッパーでカットしたら完成です。

完成重量は約2.3kgになりました。

上部のスペースにはチーム名やドライバー名を貼りたいと思います。

我ながら上手に出来たと思います。

制作費

 塩ビパイプφ20mm(内径寸法)2m 440円×2本=880円

 チーズ                4個×51円=204円

 エルボ                6個×36円=216円

 塩ビカッター                  2651円

 塩ビ用接着剤 100g               385円 

 スプレー缶 420ml               899円

 丸ゴムひも             2個×100円=200円

 カバンテープ            2個×100円=200円

 プラダンブラック 910×910×4mm       628円

 シールシート            3色×180円=540円

 結束バンド 100mm×2.5mm 100本入     141円

                      合計6、944円 約7、000円で制作できます。

以上、青い疾風でした。

何かのお役に立てれば幸いです。 see you….

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